Stable Diffusionを使うと、さまざまな画風(アートスタイル)で画像を生成できます。しかし、
- 「思ったような画風にならない…」
- 「プロンプトの書き方がわからない…」
- 「具体的な例を知りたい!」
と悩むことも多いですよね。
そこで今回は、Stable Diffusionで画風をコントロールする方法を詳しく解説します!
さらに、実用的なプロンプト一覧も用意したので、ぜひ活用してくださいね。
目次
2. Stable Diffusionで画風をコントロールする基本の考え方
Stable Diffusionの画風を変えるには、プロンプト(指示文)を工夫することが大切です。
主に以下の4つの方法で画風を調整できます。
方法 | 具体例 |
---|---|
① 画風を示す単語を入れる | "anime style", "oil painting", "cyberpunk" など |
② 画家の名前を指定する | "by Vincent van Gogh", "by Studio Ghibli" など |
③ 特定の技法を入れる | "watercolor", "pixel art", "charcoal drawing" など |
④ モデルやLoRAを活用する | civitaiなどでダウンロード |
3. 画風別プロンプト一覧|Stable Diffusionで使えるフレーズ集
以下に、さまざまな画風を出せるプロンプトをまとめました!
プロンプトの後に、日本語訳をつけていますので参考にしてください。
3.1 アニメ・マンガ風
📌 プロンプト例anime style, highly detailed, vibrant colors, studio ghibli
(日本語訳:アニメ風、細部まで描き込まれた、鮮やかな色彩、スタジオジブリ)
🎨 ポイント
- "anime style" や "manga style" を入れる
- "studio ghibli" を追加するとジブリ風に

3.2 油絵風(クラシックアート)
📌 プロンプト例oil painting, thick brushstrokes, by Vincent van Gogh, masterpiece
(日本語訳:油絵、厚塗りの筆使い、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ風、名作)
🎨 ポイント
- "oil painting" で油絵風に
- "by Vincent van Gogh" でゴッホ風のタッチ

3.3 水彩画風
📌 プロンプト例watercolor painting, soft brushstrokes, light colors, impressionism
(日本語訳:水彩画、柔らかい筆使い、淡い色彩、印象派)
🎨 ポイント
- "watercolor painting" を入れる
- "soft brushstrokes" で水彩らしさを強調

3.4 サイバーパンク風
📌 プロンプト例cyberpunk, neon lights, high contrast, futuristic cityscape, cinematic
(日本語訳:サイバーパンク、ネオンライト、高いコントラスト、未来都市、映画風)
🎨 ポイント
- "cyberpunk" でサイバーパンクの雰囲気を出す
- "neon lights" でネオンの光を強調

3.5 ピクセルアート風
📌 プロンプト例8-bit pixel art, retro video game, low resolution
(日本語訳:8ビットピクセルアート、レトロゲーム、低解像度)
🎨 ポイント
- "8-bit" や "pixel art" でレトロゲーム風に
- "low resolution" を入れるとピクセル感が増す

3.6 モノクロ・鉛筆画風
📌 プロンプト例pencil sketch, monochrome, cross-hatching, shading, landscape
(日本語訳:鉛筆スケッチ、モノクロ、クロスハッチング、陰影)
🎨 ポイント
- "pencil sketch" で鉛筆画の質感
- "monochrome" でモノクロにする

4. 画風をさらに細かく調整するテクニック
4.1 ネガティブプロンプトを活用する
ネガティブプロンプト(不要な要素を指定する)を使うと、画風がより統一されます。
✅ おすすめのネガティブプロンプトblurry, low quality, deformed, watermark
(日本語訳:ぼやけ、低品質、歪み、透かし)
4.2 LoRAやControlNetを活用する
追加のAIモデルを使うと、より狙った画風にできます!
- LoRA(軽量追加モデル) → キャラクターのタッチを変える
- ControlNet → 線画やポーズを固定する
例えば、アニメ調のLoRAを使うと、より「アニメらしい絵」にできます。
5. まとめ|好きな画風を作れるようになろう!
Stable Diffusionの画風をコントロールするには、
- 画風を表すキーワードを入れる
- アーティスト名や技法を活用する
- ネガティブプロンプトや追加モデルを使う
といった方法が効果的です!
まずはこの記事のプロンプトを試して、いろいろな画風を楽しんでみてくださいね !